久し振りに代官山のグラン・メゾン、『メゾン ポール・ボキューズ』でディナーを楽しむことにした。
恵比寿で彼女と待ち合わせると、車に乗って今夜のレストランに向かう。
向かった先は、旧山手通りの「代官山フォーラム」にある『メゾン ポール・ボキューズ』。
まだ明るいので見えにくいが、二つの球状の街灯の間には、”Maison Paul Bocuse”の文字。
街灯の”MAISON”のサインがお洒落だ。
レストランはこの階段を下った地下。
広い「代官山フォーラム」の地下全体を占めている。
エントランスの前に来ると、原田マダムが出てきて迎えてくれる。
彼女が化粧直しをする間、バーで待つ。
バーのプロジェクターには、在りし日のポール・ボキューズさんのヴィデオ映像が流されている。
お隣のラウンジを見ると、テーブルがセッティングされている。
以前、このラウンジでの友人達との食事会を計画したことがあった。
しかし緊急事態宣言の発出でキャンセルとなってしまった。
再度企画することにしよう。
彼女が戻ってくると、先崎支配人がメインダイニングに案内してくれる。
メインダイニングはこの長い廊下の先。
突き当りを左折して進むと、右手にメインダイニングの入り口がある。
メインダイニングの中をどんどん奥まで進む。
奥から振り返って部屋を見渡す。
開店と同時に入店したので、私達が一番乗り。
全てのテーブルには客を迎えるセッティング。
私達のテーブルは何時もの場所、部屋の一番奥の半個室。
席から他のテーブルはあまり見えないが、サービスカウンターとは視界が繋がっている。
テーブル上には何時ものセッティング。
この金の飾り皿が好きだ。
ソムリエの青木さんがテーブルに現れ、シャンパーニュを注いでくれる。
ドゥラモット、シャンパーニュ、ブラン・ド・ブラン、プール・ヒラマツ。
サロンの姉妹メゾンのシャンパーニュ。
勢いのある泡立ちが素晴らしく、甘い果実香がテーブルに漂う。
シャルドネの聖地、コート・デ・ブランのグラン・クリュのぶどうのみを使用して作られたブラン・ド・ブランは素晴らしい。
シャンパーニュのお共は、グジェール。
このグジェールはチーズの香りが豊かで美味い。
代官山のフレンチ、『メゾン ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。