12月初旬のウォーキング。
空を横切る飛行機雲。
時間が経ち、鋭い線がほぐれてきた。
この雲を観て、鰻の骨煎餅を思い浮かべるのは、お腹が空いているせいだろうか。
この黄色い花は、ミントマリーゴールド。
別名は、ニオイマンジュギク。
キク科コウオウソウ属(マンジュギク属、マリーゴールド属)の多年草で、原産地はメキシコ、中央アメリカ。
育てやすく花付きが良いので、人気の植物だ。
葉にタラゴンに似た香りがあり、タラゴンの代用のハーブとして使われ、
また花はエディブルフラワーとして使われている。
マリーゴールド全般の花言葉は、”勇者”、”可憐な愛情”、”嫉妬”、”絶望”、”悲しみ”。
肯定的な花言葉と否定的な花言葉の両方を持つが、これはいずれも太陽神アポロンの神話に由来する。
水の妖精クリスティはアポロンに恋し、アポロンの恋人のレウトコエを策略を持って死に追いやってしまう。
それを後悔したクリスティは9日間アポロンを見つめ続け、その身体は太陽(アポロン)に向かって咲くマリーゴールドに変わってしまった。
白い小振りの花を付けたツバキ(椿)を見付けた。
これは江戸時代からある品種で、白侘助。
日本原産のツバキ科ツバキ属の常緑高木。
花言葉は、”控えめな優しさ”、”控えめな素晴らしさ”、”気取らない優美さ”、”誇り”。
八重の美しい花は、サザンカ(山茶花)。
ツバキ科ツバキ属の常緑低木で、日本原産。
山茶花には約300もの品種があり、見分けるのは難しい。
真っ白な八重咲の花は、恐らく富士の峰という品種。
椿と山茶花はそっくりだが、一番簡単な見分け方は花が散る時に、丸ごと落ちるのが椿で、花びらが散るのが山茶花。
花が無い時は、葉で見分けることができる。
葉の縁の鋸歯が浅いのが椿で、深いのが山茶花。
また、葉の裏の葉脈に毛が無いのが椿で、毛があるのが山茶花。
このピンクの花は、敷島、または姫光輝だろうか。
山茶花の花色は、白、ピンク、赤、またはこの三色の複色なので、赤の写真もアップ。
この花は、飯野桃のようだ。
花言葉は、”ひたむきさ”、”困難に打ち克つ”。
大輪の菊作りに情熱を注がれているお宅を見付けた。
秋と言えば、菊。
キク科キク属の一年草。
春の桜と並び、日本を代表する花で、皇室の紋にも使われている。
日本には国花の制定は無いが、一般的には桜と菊と言われている。
でも、原産地は中国。
この大輪の菊は古典菊と呼ばれ、地域名を冠して江戸菊、嵯峨菊、美濃菊等に分類されている。
小輪の花を沢山つけるスプレーギクやピンポンマムなどの菊はイギリスを中心に欧米で開発されたもので、洋菊と呼ばれている。
花言葉は、”高貴”、”高潔”、”高尚”。
ベランダ菜園のジャンボスナップエンドウの収穫は、6本。
植えた1株からの収穫は、これで23本となった。
今夜はオ-ストラリアのシラーズを開栓。
また私の顔が写り込んでしまった。
南オーストラリア州、バロッサ・ヴァレーのグラント・バージが造る、gb56 シラーズ、2020年。
バロッサ・ヴァレーはシラーズの聖地といえる産地。
グラント・バージはバロッサ・ヴァレーで1855年からワインを作り続ける、5代続く老舗のワイナリー。
輸入元はエノテカ。
南オーストラリア州は大好きなワイン産地。
南オーストラリア州のパーティーには毎年参加している。
昨年の参加記事はこちら。
色合いは濃いガーネット。
熟したプラムやカシスの香りに、樽由来のバニラ香が混じる。
口に含むと、ダークチェリー、プラム、ビターチョコレートのニュアンスに、スパイスのヒント。
タンニンは強いがシルキー。
樹齢50年を超えるぶどうを使い、熟成はアメリカンとフレンチのオークの古大樽で10ヶ月間。
大好きな南オーストラリア州のシラーズを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。