コルカタの定宿、『ハイアット・リージェンシー・コルカタ』にチェックインしたのは、午前2時近く。
日本時間の朝5時半になる。
ということは、24時間一睡もしていないことになる。
真っ暗な中に、ハイアットは輝く不夜城のように見える。
周辺の市街地と較べると、高い塀の外と内では別世界のようだ。
何時もの通り、大きなキングベッドが迎えてくれる。
TVは壁に取り付けられ、空間を広く使えるようになっている。
コンセントは日本のプラグも使え、Wi-Fiのスピードも早い。
白い大理石の向こう側がバスルーム。
エントランスの右側にクローゼットがある。
とても広く、壁も床も大理石張り。
シンクは一体成型のガラス製。
飛び散った水が自然にシンク内に流れ込むので、シンクの周りが濡れたままにならない。
シンク台の一段下には、ヘアードライヤーや色々な備品が置かれている。
上から透けて見えるので、何が何処にあるのか探さなくても透けて見えるのだ。
写真では小さく見えるが、大きなバスが二段低くなった場所にある。
欧米のバスはシンクの中しか水を使えないが、ここはシンクの外もシャワースペースになっているので、気兼ねなく湯を浴びることができる。
それがこのバスルームの素晴らしい設計思想なのだ。
中庭の椰子の木が、照明に美しく浮かび上がっている。
シャワーを浴び終えると、日本時間はもう朝。
でも、インドでは午前三時。
それでは、お休みなさい。