ミナス・ジェライス州のイパチンガに到着した。
迎えの車に乗り、ホテルに向かう。
今夜のホテルは、『サンディエゴ・スイート・イパチンガ』。
南半球で北は暑いことを意味する。
ホテルの前庭もサンパウロに較べればちょっと南国的。
ホテルの中にも陽光を取り入れる工夫がされており、椰子系の植物が植えられている。
でも、ちょっと水遣り不足な感じ。
このガラスの奥にはエレベーター・ホールがあり、スケルトン・エレベーターが客を部屋に運んでいる。
田舎にしてはなかなか綺麗なホテルだ。
室温は極めて高い。
エアコンはどこだ、コントローラーはどこだと急いで探す。
全館集中冷暖房と言う訳にはいかず、部屋ごとに設置されているエアコンのスイッチを入れなければ冷えないのだ。
このソファーの向かい側にエアコンを見付け、コントローラーの使い方もわかり、やっと冷たい風を受けることができた。
ソファーで涼みながら入り口方向を見ると、そこにはシンクと簡単な調理台がある。
手前のテーブルは、いわゆる食卓。
そうか、ここは長期滞在もできるようになっているのか。
ベッドの前の鏡のドアを開けると、シャワールームになっている。
もちろんバスは無い。
シャワールームの横には、小さなベランダがあり、ベッド横から外に出られるようになっている。
陽光が窓から降り注ぎ、とても暑い。
窓から見える緑もとても濃い。
便座の横にあるのは、お尻シャワー。
インドで使い慣れているので、これは嬉しい設備。
サンパウロのビデよりも使いやすいかもしれない。
ブラジル、ミナス・ジェライス州のイパチンガのホテルのご紹介でした。