赤坂のカリフォルニア料理のお店、『あじる亭カリフォルニア』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
お店のスパークリング、ドメーヌ・カーネロス、ブリュット、2010年の次は、いよいよ持ち込んだワインを抜栓。
カリフォルニアの人気ワイナリーの珍しいワインを持ち込んだ。
ダリオッシュのヴィオニエ、ナパ・ヴァレー、2012年。
カリフォルニア・ワインに詳しい加藤ソムリエも、ダリオッシュのヴィオニエを飲むのは初めてとのこと。
実は昨年秋にダリオッシュのダニエル・デ・ポロ社長が来日し、会食した時に私と彼女も彼が持参したヴィオニエを初めて飲んだのだ。
その美味しさに感激し、1本分けてもらったのがこのボトル。
ダニエルとは彼が毎年来日する折には必ず食事を共にしている。
私が米国の初めて訪れる都市で食事をするときには、彼にメールを送ればダリオッシュを置いている良いレストランを教えてくれるので助かっている。
他の種類のボトルも購入したのでサインに忙しかったと思うが、何時の間に書いたのか気が付かなかった。
お洒落で茶目っ気のある人物なのだ。
ヴィオニエと言えばフランスだが、最近はカリフォルニアの物も美味しくなっている。
前回カリフォルニアを旅した時には、色々なワイナリーのヴィオニエを試してみた。
どれも美味しいと思ったが、このダリオッシュのヴィオニエは格の違いがはっきりとわかる出来栄え。
豊かな果実味を持ちながら、強い凝縮感、長い余韻を持つ。
ダリオッシュのオーナーはイランのシラー出身なので、エチケットの図柄はアケメネス朝ペルシャのダレイオス大王の肖像が使われ、ワイナリーもペルシャ神殿を模した壮麗なものである。
次回ナパに行くときには、ダリオッシュに寄りたいと思っている。
良いワインだけあって、コルクも上質のを使い、長さも充分。
あれ、料理の中身が何だったのか記憶が無い。
とても美味しかったのだが、ダリオッシュの話で盛り上がり、料理の記憶が飛んでしまった。
チーズもドライド・トマトも美味しかったのですが、肝心の肉が何なのか思い出せないのです。
次回は記憶に焼き付けます。
ということで、素敵なカリフォルニア料理を造ってくれる、田原シェフです。
テーブルも良いですが、カウンター席で食事をすると質問にも丁寧に答えてくれるので一層美味しく食べることができます。
彼女と過ごす赤坂の『あじる亭カリフォルニア』での楽しい夜の続きは、また明日。